フローリングのリフォーム 種類や一般的な費用とは?

東京都足立区のリフォーム専門・外壁専門店のZENリフォームです。

ZENリフォームは、数多くの現場で培ってきた提案力・技術力で、キッチン・浴室・トイレ・洗面などの水まわりリフォーム、屋根・外壁塗装などの外装リフォームまで、お客様に最適なリフォームをご提案しております。

今回は「フローリングのリフォーム 種類や一般的な費用とは?」を詳しく紹介いたします。

住宅リフォームの中で、床のリフォームは比較的注目度が低いですが、デザインは部屋の雰囲気を大きく左右し、断熱性能も床材によって大きく異なるため、慎重に比較検討することが重要です。

家族の足元を支えるフローリングは、想像以上に過酷な環境に置かれています。

小さな傷であれば、補修で対応できる場合もありますが、フローリングの大きい傷や汚れがひどい場合は、床材そのものの張り替えが必要となります。

リフォームを検討する際は、今回の記事を参考にしてみてください。

目次

フローリング リフォームのタイミング

新築時の艶めきを失ったフローリングは、経年劣化により、光沢が失われ、傷や汚れが目立つようになります。

フローリングの張り替え時期は、一般的には築15〜20年目あたりが適切とされています。

しかし、年数だけでなく、フローリングの状態を見て判断することが重要です。

特に、以下の症状が現れた場合は、リフォームを検討する時期が来た可能性があります。

歩くと床がきしむ

古民家や築年数の経過した住宅で、床を歩くと「ギシギシ」と音が鳴った経験はありませんか?

これが、いわゆる「床鳴り」と呼ばれる現象です。

フローリングは木材を貼り合わせた床材ですが、木材は湿度によって伸縮や膨張を繰り返します。

その結果、室内の湿度変化によって木材自体が変形してしまうことがあります。

床に隙間なく敷き詰められたフローリング。

それぞれの板材が変形していくと、つなぎ目に隙間が生じてしまいます。

その隙間で木材が擦れ合うことで、ギシギシときしみ音が発生するのです。

例えば、梅雨時期など一時的にきしみ音がひどくなる場合、湿度変化が原因の可能性があり、問題ないケースもあります。

しかし、常にきしみ音が発生する場合は、フローリングの変形が進行している可能性が高いです。

このような場合は、部分的な補修ではなく、フローリング全体を張り替える必要がある場合もあります。

さらに、湿度変化以外にも、床下がシロアリに被害を受けている場合も、きしみ音の原因となります。

床が沈む

フローリングのきしみ音だけでなく、歩くたびに床が沈み込むような症状が現れる住宅も存在します。

フローリングの一部が浮き上がり、歩くと沈むような箇所がある場合もございます。

これは、先ほどご紹介したきしみ音と同様に、湿気が原因であることが多く見られます。

沈み込みが著しい場合は、きしみ音よりも深刻な劣化が考えられます。

フローリング材とその下地材が剥がれ、床材自体が地面から浮き上がってしまう可能性もあります。

フローリングの浮きや沈みは、軽微な症状であれば部分補修で対応できるケースもありますが、状況によっては全面的な張り替えが必要となります。

他にも、

  • 傷がささくれ立ち、引っかかりやすくなった
  • 表面にへこみや凹凸が目立つ
  • 色褪せや変色している
  • ペットの飼育開始した
  • 段差をなくしバリアフリーにしたい

などの場合は、リフォームを検討しましょう。

特に、キッチンやダイニングなどの水回りは、汚れや傷が付きやすく、劣化が早くなります。

キッチンの交換や壁紙の張り替えなどと合わせてフローリング張り替えを検討することもあります。

リフォームした後にフローリングの汚さや劣化具合が目立つことが多いため、一緒に行うことを検討してみてください。

日当たりの良い場所も、色褪せが進みやすい傾向があります。

フローリングの張り替え方法

フローリングの張り替えには、既存の床材をすべて撤去してから新しい床材を張る「張り替え工法」と、既存の床材の上に新しい床材を重ねて張る「重ね張り工法」の2種類があります。

張り替え工法

張り替え工法は、まるで新築のように、床をまっさらな状態にしてから新しいフローリングを施工します。

材質に関わらず費用が高くなりますが、一度床を全部剥がすので、下地の状態を確認でき、シロアリ被害などの問題があれば早期発見・対処することができます。

また、下地の状態に合わせて床材の種類を変えることも可能です。

一般的には、新築から10年ほど経ち、フローリングがひどく劣化している場合(きしみ、沈みなど)や、下地の状態を確認したい場合には、張り替え工法で全張り替えを行うのがおすすめです。

床の状態を根本から改善したい場合に適しています。

一般的に費用は、以下の通りです。

リビング(8帖)10万円〜20万円
キッチン(4帖)7万円〜14万円
トイレ(1帖)3万円〜6万円
フローリング 張り替え工法 一般的な費用

あくまでも目安ですが、参考にしてみてください。

重ね貼り工法

「重ね張り工法」は、既存の床材の上に新しい床材を重ねて張る方法です。

既存のフローリングの上から新しいフローリングを貼り重ねることで、手軽にリフォーム・リノベーションを実現することができます。

「張替え工法」は、既存の床材をすべて撤去してから新しい床材を張る方法です。

重ね張り工法は、床を剥がす作業がないため、張替え工法に比べて安価にリフォームすることができます。

また、工期も短く、1部屋を1日かからず施工するケースもあります。さらに、床の高さが変わらないというメリットがあります。

ただし、下地の状態を把握できない、既存の床の凹凸が透ける場合があるなどのデメリットもあります。

フローリングの張替えを検討されている原因が「傷や汚れ」である場合、「重ね張り工法」は有効な選択肢の一つです。

ただし、既存の床が大きく沈んでいる場合や、著しいダメージがある場合は、「張替え工法」の方が適切な場合があります。

ただし、「重ね貼り工法」を使用する場合、下地の状態を確認できないため、床がきしみや沈みの原因となる可能性があります。

したがって、築10年以上の家でフローリングの張り替えを検討している場合は、専門家に相談することをお勧めします。

一般的に費用は、以下の通りです。

リビング(8帖)8万円〜18万円
キッチン(4帖)5万円〜10万円
トイレ(1帖)2万円〜5万円
フローリング 重ね貼り工法 一般的な費用

あくまでも目安ですが、参考にしてみてください。

フローリングの床材の種類

フローリングの床材には大きく 「無垢フローリング」 「複合フローリング」 の2つの種類があります。

無垢材

無垢材は、木をそのまま薄くスライスした床材です。天然木100%の板で、他の木材は混ざっていない無垢材を使った床材です。

天然木ならではの風合いと肌触りがあり、時間が経過すると徐々に風合いが変わり、長年にわたって楽しめます。。

また、調湿効果や消臭効果があるのも特徴です。

木の種類によっては柔らかく傷つきやすいことがあります。床暖房には使えないものが多く、定期的なメンテナンスが必要です。

無垢材には、以下のような種類があります。

オーク

オーク無垢材は、フローリングによく使われる木材です。

堅くて丈夫な木材で、傷や汚れに強いのが特徴です。

オークは白からベージュ、飴色までさまざまな色調が選べます。

また、美しい木目と滑らかな肌触りがあり、経年変化によって味わい深くなります。

耐久性が高く、耐水性もあります。また、木の成分に含まれるタンニンにより、防虫・防カビ効果もあります。

ウォルナット

ウォルナット無垢材は、フローリングによく使われる木材です。

濃い茶色で高級感のある木材で、傷や汚れが目立ちにくいのが特徴です。

ウォルナットは濃い茶色から黒褐色までのバリエーションがあります。

日光にさらされると、色合いが変化することがあります。

メープル

白に近い明るい色で、優しい印象の木材です。メープルは白からベージュ、飴色までさまざまな色調が選べます。

柔らかいので傷つきやすいですが、その分加工しやすいという特徴があります。

また、美しい木目と滑らかな肌触りがあり、経年変化によって飴色に変化していきます。

メープルは硬く、耐久性があります。

メープル無垢材は、フローリング以外にもシンプルからアンティークまでさまざまな雰囲気の家具に用いられています。

ヒノキ

ヒノキは、日本の伝統的な床材として知られています。

さらりとした質感とやわらかな足触りがあり、心地よい芳香で住む人を快適に包み込んでくれます。

ヒノキは高い硬度と抗菌・防カビの特性を持ちます。また、湿気や水にも強く、腐りにくいのが特徴です。

ヒノキ無垢材は、和室からリビングまでさまざまな場所で使用され、その美しさと耐久性から人気です。

複合フローリング

合板などの基材の表面に、化粧材を貼り合わせた床材です。

無垢フローリングに比べてコストが抑えられ、広く使われています。

温度や湿度による変化が少なく、床暖房にも対応しています。

複合フローリング材は、水や湿気に強いのが特徴です。

また、キズや汚れにも強く、お手入れが簡単です。

複合材には、以下のような種類があります。

突板フローリング

無垢材を薄くスライスした突板を、合板などの基材に貼り付けた床材です。

無垢材に近い見た目と質感を楽しめます。

無垢材ではないので、経年変化による味わいは期待できません。

挽き板フローリング

無垢材を厚くスライスした挽き板を、合板などの基材に貼り付けた床材です。

突板フローリングよりも厚みがあり、高級感のある仕上がりになります。

シートフローリング

木目模様のシートを、合板などの基材に貼り付けた床材です。

安価でバリエーションが豊富なのが特徴です。

 

複合フローリングを選ぶ際には、特性やメンテナンスの手間を考慮して、自分のニーズに合った床材を選ぶことが大切です。


今回は「フローリングのリフォーム 種類や一般的な費用とは?」を詳しく紹介いたしました。

フローリングのリフォームは、費用や工期がかかりますが、部屋の印象を大きく変えることができます。

フローリングのリフォームは、専門業者に依頼するのがおすすめです。

また、リフォーム業者に相談してみるのも良いでしょう。


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この記事を書いた人

東京都足立区のリフォーム専門店、ZENリフォームです!
2002年の創業以来、戸建て・集合住宅含め、累計23,000戸以上の施工をしてまいりました。数多くの現場で培ってきた提案力・技術力で、キッチン・浴室・トイレ・洗面などの水まわりリフォーム、屋根・外壁塗装などの外装リフォームまで、お客様に最適なリフォームをご提案しております。
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