フルリフォームのメリットやデメリット、費用相場とは？

東京都足立区のリフォーム専門・外壁専門店のZENリフォームです。

ZENリフォームは、数多くの現場で培ってきた提案力・技術力で、キッチン・浴室・トイレ・洗面などの水まわりリフォーム、屋根・外壁塗装などの外装リフォームまで、お客様に最適なリフォームをご提案しております。

今回は「フルリフォームのメリットやデメリット、費用相場とは？」を詳しく紹介いたします。

フルリフォームは、建てられてから年数が経った住宅を大幅に改修し、内装や設備を全て新しくすることで、ほぼ新築同様の状態に再生する大掛かりな改修工事を指します。

最近では、中古の家を買ってフルリフォームを行う人々が増加しています。そんなフルリフォームには様々なメリットがあります。

中古物件を購入して自分好みの住まいをつくりたい方、新築よりも費用を抑えたい方、省エネ性能や耐震性を向上させたい方におオススメです。

フルリフォーム（全面リフォーム）とは？

フルリフォーム（全面リフォーム）は、建物の土台や骨組みを保持したまま、広範囲にわたって施される改修する大規模なリフォームです。

キッチンやバスルーム、トイレなどの水回りのほか、床、壁、天井、窓、断熱素材、電気の配線、水道の管などを一新することが可能です。また、部屋の配置を変えることもできます。

フルリフォーム（全面リフォーム）のメリット

フルリフォームのメリットとは、どのようなものでしょうか。以下の６つのメリットをご紹介します。

新築に比べ工期が短縮

建て替えに比べて工期が短く、既存の建物をバリューアップできます。

建物の基礎や骨組みを活用するため、新築を一から建てるよりも施工期間が短くなります。

また、新築の場合は、天候の影響を受けやすいですが、フルリフォームの場合は屋内での作業が多いため、天候の影響を受けにくいです。

一般的な工期の目安

• 戸建て住宅
  • 新築や建て替え：    約8ヶ月～1年
  • フルリフォーム：    約3.5ヶ月～5ヶ月
• マンション
  • フルリフォーム：    約2.5ヶ月～6ヶ月

住環境の改善

古い家では、キッチン、浴室、トイレなどの設備が老朽化していたり、収納のスペースが足りなかったり、断熱性が不十分であったりして、生活しにくいことがあります。

フルリフォームを行うことで、古い設備を最新のものに更新し、収納スペースを拡張し、断熱性を高めることができます。これにより、より快適な住まいを実現することが可能です。

部分リフォームと異なり、壁や天井を取り壊す大規模な改修作業により、間取りを一から再設計することができます。

リビングやダイニングだけでなく、キッチンやバスルームなどの水回りの配置も自由に変更することが可能になり、生活動線を改善することができます。

耐震性の向上

築年数が多い住宅は、耐震性に問題があることが考えられます。

フルリフォームを利用して耐震補強を施すことにより、地震への安全性を高めることが可能です。

例えば、既存の耐力壁が不足している場合は、追加で設置したり、建物の骨格となる部分フレームを補強したりすることによって

耐震性を向上することができます。

資産価値の向上

フルリフォームによって、住宅の資産価値を向上させることができます。

住宅は年数が経過するにつれて価値が減少しますが、フルリフォームを施して住みやすく改善することで、賃貸市場や売却時の需要が増加することも考えられます。

水回りのリフォームや耐震補強などの構造的なリフォームは、資産価値を大きく向上させる効果があります。

再建築不可物件にも施工可能

立地条件によっては、建物を一旦解体すると新たに建築が許可されない「再建築不可物件」が存在します。

しかし、建物の構造体を保持したまま全面改修を行うフルリフォームを採用すれば、再建築不可の物件でも新しい住まいへと変身させることができます。

立地の良い場所で住み続けられる

築年数が経過した住宅であっても、フルリフォームすることで、新築同様に住むことができます。

そのため、立地の良い場所に住み続けることができるというメリットがあります。

フルリフォーム（全面リフォーム）のデメリット

フルリフォームのメリットをご紹介しましたが、デメリットも存在します。主に２つあるフルリフォームのデメリットをご紹介します。

費用が高い

フルリフォームは、部分リフォームに比べてより多くの費用が必要です。具体的な金額は工事の詳細や家の大きさに依存しますが、通常は数百万円から数千万円の範囲でかかることが一般的です。

さらに、大規模な工事の場合は、仮住まいが必要となる場合があります。仮住まいの費用は、別途負担する必要があります。

荷物を運び出すといった手間や仮住まいへの引越しにも追加の費用が発生するでしょう。

間取りの自由度は下がる

フルリフォームにおける間取りの自由度は、新築と比べて低くなります。構造によって間取りの変更に制約があります。

構造体である柱や梁、筋交いなどの位置や本数によって、間取り変更が可能かどうかが決まります。

フルリフォームで間取り変更を行う場合、経験豊富な設計士や施工業者に相談することが重要です。

フルリフォームの費用相場

フルリフォームの費用は建物の築年数や工事箇所によって異なります。

一戸建ての場合は約1200万円から1500万円、マンションの場合は約600万円から900万円が中心価格帯とされています。

フルリフォーム（全面リフォーム）にはさまざまな要因が影響しますが、一般的な費用相場は以下のようになります。

• 一戸建ての場合
  • 20坪（約60㎡）の場合：     750万円～1400万円
  • 30坪（約90㎡）の場合：     1200万円～1500万円
• マンションの場合
  • 20坪（約60㎡）の場合：     700万円～1100万円
  • 30坪（約90㎡）の場合：     1100万円～1700万円

これらの価格は、スケルトンリフォームのような大規模な改修と、表層の変更や修繕などを行う場合とで異なります。

フルリフォームは、建て替えよりも短い工期で費用を抑えられるメリットがあります。

また、既存の建物を活かすことで、環境にも優しい選択肢となります。

フルリフォームを検討する際には、具体的なリフォーム内容や築年数、住まいの形態によって費用が変動することを考慮しましょう。

専門家のアドバイスを仰ぐことをおすすめします。

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今回は「フルリフォームのメリットやデメリット、費用相場とは？」を詳しく紹介しました。

築年数が経った住宅に住んでいる方々の中には、愛着のある現在の自宅をフルリフォームして暮らすか、もしくは建て替えるかという点で悩んでいる方もいることでしょう。

フルリフォームは費用が掛かりますが、建て替えに比べてより経済的であり、水回りを含めた間取りの大幅な変更が可能です。

また、売却や賃貸市場での需要が増すというメリットもあります。

フルリフォームは、人生の中でも大きなイベントの一つです。メリットとデメリットをよく理解した上で、慎重に検討しましょう。

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