リフォームの流れを徹底解説|初めてでも安心のステップ別ガイド【チェックリスト付】

リフォームを検討する際、「何から始めればいいのか分からない」「どのくらい時間や費用がかかるのか不安」という声をよく耳にします。特に初めてのリフォームは、漠然とした不安や疑問がつきものです。

この記事では、リフォームの計画段階から完成後のアフターサポートまで、ステップ別に詳しく解説します。さらに、チェックリストを活用してスムーズに進められる方法もご紹介します。これを読めば、初めてのリフォームでも安心して取り組むことができます。


目次

1. リフォームの種類と目的を整理する

リフォームと一口に言っても、内容や目的はさまざまです。まずは自分の家で何を改善したいのかを明確にしましょう。

代表的なリフォームの種類

  • 水まわりリフォーム
    キッチン、浴室、トイレ、洗面所などを快適に。老朽化対策や掃除のしやすさ、家事効率の向上が目的です。
  • 内装リフォーム
    壁紙・床材・天井の張替え。耐用年数は壁紙で約10年、床材は種類によって5~20年が目安です。
  • 外装リフォーム
    屋根・外壁・ベランダ・サッシの交換など。耐久性や断熱、防水性の向上を目的に行います。
  • 耐震・断熱リフォーム
    地震に強い家づくりや、省エネ・快適性向上のための断熱工事。最近は補助金対象になるケースも多いです。
  • 間取り変更リフォーム
    部屋を広げる、子供部屋を作るなど、生活スタイルに合わせて空間を変える工事です。

リフォームの目的が明確になると、予算や工事規模も決めやすくなります。


2. リフォーム予算の決め方

リフォームは工事内容によって費用が大きく異なります。まずは大まかな予算を決めることが重要です。

予算の考え方

  1. 工事費用
    設備や素材、工事範囲によって変動します。例えばキッチンリフォームは50万~150万円、浴室リフォームは60万~120万円が目安です。
  2. 諸経費
    設計費、仮住まい費、廃材処理費などが含まれます。工事費用の10~20%を見込むと安心です。
  3. 予備費
    工事中に予想外のトラブルが起きた場合に備えて、全体の5~10%程度を確保しておくと安心です。

補助金や減税の活用

  • 耐震・省エネ工事は国や自治体の補助金対象となる場合があります。
  • 住宅ローン控除固定資産税の減税も条件次第で利用可能です。

事前に自治体の最新情報をチェックし、適用条件を確認しておくことが重要です。


3. リフォーム会社の選び方

信頼できる会社選びは、リフォーム成功の鍵です。ここでのポイントは「相性」「施工実績」「アフター対応」です。

会社選びのステップ

  1. 情報収集
    • 住宅展示場、チラシ、Webサイトで施工事例を確認
    • Google口コミやSNSの評判をチェック
  2. 問い合わせ・相談
    • 自分の希望を明確に伝える
    • 会社の対応の丁寧さ、説明のわかりやすさを確認
  3. 相見積もり
    • 複数社から見積もりを取り、価格だけでなく内容を比較
    • 「材料費・工事費・諸経費」の内訳が明確かチェック
  4. 契約前の確認
    • 工期、保証内容、支払い条件、追加費用の有無
    • 不明点は契約前に必ず確認する

4. 現地調査とプランニング

リフォーム会社を決めたら、次は現地調査です。プロが実際に家を確認し、工事可能か、必要な設備や部材をチェックします。

現地調査で確認される項目

  • 建物の構造(木造・鉄骨・RCなど)
  • 配管や配線の状況
  • 床や壁の状態(腐食やシロアリ被害の有無)
  • 日当たり・風通しなどの環境条件

プランニング

現地調査の情報を基に、具体的な設計プランが作られます。

  • 間取りや設備のレイアウト提案
  • 使用する素材・設備の選定
  • 工期の目安と工程表の作成

この段階で、イメージパースや3D図面を提示してもらうと、完成後のイメージがつかみやすくなります。


5. 見積もり・契約

プランが決まったら、いよいよ見積もりと契約です。

見積もりのポイント

  • 内訳の明確さ:材料費・工事費・諸経費を分けて確認
  • 追加工事の条件:工事中に変更が発生した場合の料金体系
  • 支払い条件:着工前、中間、完成時など分割払いのタイミング

契約書に必ず記載すべき項目

  • 工事内容の詳細
  • 使用する設備・材料の仕様
  • 工期・スケジュール
  • 支払い条件
  • 施工保証やアフターサービス

不明点は契約前にすべて確認しておくことで、トラブルを防げます。


6. リフォーム工事の流れ

リフォーム工事は段階ごとに進みます。ここで一般的な工事の流れを紹介します。

1. 仮住まい・準備工事(必要な場合)

  • 水道・ガス・電気の停止
  • 家具の移動や養生

2. 解体工事

  • 壁・床・既存設備の撤去
  • 構造部分の確認

3. 配管・配線工事

  • 水道、ガス、電気の新設や交換
  • 下地補強や耐震補強が必要な場合はこのタイミング

4. 大工工事・内装工事

  • 壁・床・天井の下地作り
  • フローリング張替えやクロス貼り

5. 設備工事

  • キッチン・浴室・トイレなどの設置
  • 照明器具や換気扇の取り付け

6. 仕上げ・清掃

  • 最終チェック
  • 不具合や傷の補修
  • 完全清掃

工期は規模により異なりますが、キッチン・浴室リフォームは約1~2週間、全面リフォームは1~2か月が目安です。


7. 完成・引き渡し

工事が終わったら、引き渡しです。

  • 設備が正しく動作するか確認
  • 傷や不具合がないかチェック
  • 取扱説明書や保証書を受け取る

この際に、気になる点があれば遠慮なく伝えましょう。引き渡し後の対応も、信頼できる会社かどうかの判断材料になります。


8. アフターサポートと保証

リフォーム後も安心して暮らすためには、アフターサポートや保証の確認が重要です。

代表的な保証内容

  • 工事保証:工事不備による補修(一般的に1~5年)
  • 設備保証:給湯器やキッチンなどのメーカー保証(1~10年)
  • 定期点検:工事会社による定期点検サービス

保証内容は会社によって異なるため、契約前に必ず確認しましょう。


9. リフォームチェックリスト【ステップ別】

初めてのリフォームでも迷わないよう、ステップ別のチェックリストを作りました。

ステップチェック項目
1. 目的整理改善したい場所・内容を明確化
2. 予算決定工事費、諸経費、予備費を設定
3. 会社選び複数社に相談、施工実績と評判確認
4. 現地調査建物状態・配管・構造を確認
5. プラン作成レイアウト・素材・設備を決定
6. 見積もり確認内訳・追加工事・支払い条件を確認
7. 契約工事内容・工期・保証・支払いを明確化
8. 工事準備仮住まい、家具移動、養生
9. 工事解体→配管配線→内装→設備→仕上げ
10. 完成引き渡し動作確認、傷や不具合のチェック
11. アフターサポート保証内容確認、定期点検

このチェックリストを活用することで、工事の抜け漏れやトラブルを防ぎ、安心してリフォームを進めることができます。


まとめ

リフォームは、計画から完成まで複数のステップがありますが、順序立てて進めることで初めてでもスムーズに進行できます。

ポイントは以下の通りです:

  • リフォームの目的と予算を明確化する
  • 信頼できる会社を選び、現地調査・プランニングをしっかり行う
  • 契約内容や保証を確認し、チェックリストで進捗管理する

この記事のステップを参考にすれば、初めてのリフォームでも安心して取り組むことができます。快適で安全な住まいを手に入れるために、計画的にリフォームを進めましょう。


この記事の内容を基にすれば、リフォーム初心者でも「どこから始めればいいのか」「何を確認すればいいのか」が明確になります。ぜひチェックリストを活用して、理想の住まいを実現してください。

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この記事を書いた人

東京都足立区のリフォーム専門店、繕のリフォームです!
2002年の創業以来、戸建て・集合住宅含め、累計23,000戸以上の施工をしてまいりました。数多くの現場で培ってきた提案力・技術力で、キッチン・浴室・トイレ・洗面などの水まわりリフォーム、屋根・外壁塗装などの外装リフォームまで、お客様に最適なリフォームをご提案しております。
誠心誠意、対応させていただきます。お見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください!

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